「Kサカさんは、なんか起業すると思ってた」
先日、遊びに来ていたYu-ki氏の科白である。
思い返せば、似たようなことを昔からの友人にも言われてたし、その後にも様々な知人に言われた。
「幾許かの金と、目算があれば、成功するよ、アンタは」
とも言われたことがある。
果たして、そうだろうか。
周囲はそう評価してくれている。
有難い。有難いが、自分的には懐疑的にならざるを得ないわけでw
変な自信ではあるが、もし、そういう状況になったとして、経営、となれば、ある程度はやるだろうな、との自負がある。爆発的に、とはいかないだろうが、慎ましやかに生きていくだけはなんとかやるのでは、とも自分で思う。
ただ、困ったことに、自分の中で、「やりたい事」が明確にならない。
ぼんやり、ああしたいなー、こうしたいなー、こうなれたらいいなー、というのはあるが、自分の中の「夢」を、明確に持っていないのだ。
起用貧乏な性質も、そういうところに起因するのかなぁ、とボンヤリ考えてしまう。
私も三十台半ば、夢を形にするには難しい年になってきた。
多分に、飄々とこのまま生きていくのだろう。
ただ、もし、夢の形が明確になったなら。
全てを捨ててでも、追うだろうね。
夢を叶えるには覚悟をしなけりゃならん。
その覚悟をするだけの形ある夢を、今まで持てずにいたわけで。
今年の私的テーマは、「形ある夢」
遅いかもしれないが、夢に向かって生きていく生き方を、自分自身も切望しているのだ。
そんなことを考えてたご隠居でした。
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