もっと若い頃には考えもしなかった年齢に、なっている。
そんな頃は、将来──つまり、今──こうなっている、とは、ついぞ考えていなかった。
というか、あまり考えたことは無かった。
年をとって、失ったものと、得たもの。
失ったものは、記憶と、想像力、若さw。あと、色々。
得たものは、年月をふる毎にえた思い出と、経験、あと、色々。
自分自身、テーブルトーク(特に、GM)が下手になった、と思える昨今。
失ったもの、「想像力」、その大きさに、ふとしたことで気付いて、愕然。
想像力が発想を生み、脳内に映像として投影させ、それをできうる限りの言葉にして語っていた時代。
いつからそれが出来なくなったのか考えれば、三十路前と後。
全体として、セッション自体の回数も減っていたのは確かだが、それまでのGM業で、どうもそういった想像力を使い切ってしまった感が拭えなかったりもする。
だから、GM引退を公言していたのだし、TRPGそれ自体とも少し、距離をおこうとしていた。
それを、相方は許してくれてないわけだがw
さて、ではどうするか。
失ったものは、取り返せるかもしれないが、「使い切ってしまった」のなら、無理。
補充がきくものかどうかなのさえ、わからない。
では、その代わりに得たもので、対応していく。
経験。
根幹の部分で、GMのやり方を変えようと思う。
うまくいくかどうかはわからないが、失ったものを懐古する形(つまり、昔のように)はやれないのだから、今に即した形に変化させるしかない。
そんな事にふと気付いた日。
思い立ったので、ブログにメモ代わりに残しておく。
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